暮らしの中の一汁一菜。

休日の朝は一汁一菜。

我が家の休日の朝は一汁一菜を基本に毎週同じメニューです。週の終わり、または週のはじめでもある休日を「ご飯と味噌汁」を食べる事により脳と身体を基本姿勢に戻してくれます。共働きで平日の朝食は摂らない二人暮らしですが、休日の朝のお決まりの献立「一汁一菜」は夫婦二人暮らしの鏡となります。

一日の締めの「一汁一菜」。

二人暮らしの我が家は夕食のひとときを大切にします。奥さんも仕事をしていますが、できるだけその日の夕食のための買い物をして、料理をしてくれます。手の込んだ料理でなくとも出来合いの惣菜やインスタント食品は避けて晩酌のお供となるおかずを一品、二品。和食、魚料理を中心に季節を感じられる食材が基本です。お刺身、煮物、焼き魚。ハンバーグやカレー。その日の出来事や、楽しかったこと。時には嫌だったことについての会話。その食卓にかかせない料理。楽しかった話には、さらに楽しく。嫌だった事に元気づけてくれる。夕食の料理とそのひとときは、一日の振り返りにおいて重要な位置づけとなります。ついつい話が弾みますが、やはり食事の締めは「ご飯と味噌汁」で決まります。気分良く晩酌がすぎた日も、気分がすぐれす愚痴が過ぎた日も、食がすすまなかった日も、締めの「ご飯と味噌汁」が総括してくれます。我が家の二人暮らしの食事において、美味しいもの、好きなものを求め楽しみますが、「ご飯と味噌汁」「一汁一菜」を食の基本としています。これに勝る満足感と幸せはないように思います。夫婦お互いが、田舎の出身で、昭和の両親に育てられた二人は幼い頃からの食事の基本として「ご飯と味噌汁」があったように思います。「ご飯と味噌汁」に加えてそこに一品、漬物であり納豆であり。「一汁一菜」の食スタイルが基本として脳と身体に染み付いていること、その食事を教えてくれた両親に感謝します。